茨城県の地方銀行、関東つくば銀行(本店土浦市)が、第二地方銀行の茨城銀行(本店水戸市)と2005年秋にも合併する方向で調整に入ったことが、22日明らかになった。11月中にも基本合意するという。読売新聞が23日報じた。
合併が決まった場合、総資産は約2兆円で地域銀行中位に並ぶ見通し。ただ、茨城銀行には合併に難色を示す動きもあり、今後さらに調整する。
両行は、地域金融機関の再編を支援する金融機能強化法(公的資金新法)に基づき、公的資金の注入を申請するとみられる。金融庁の承認が得られれば、同法による資本注入第1弾になる可能性が強い。関東つくば銀は、茨城県を営業基盤にする関東銀行とつくば銀行が2003年4月に合併・発足した。当初、茨城銀を含めた3行統合を模索したものの、条件が折り合わず2行合併に落ち着いた。しかし、関東つくば銀は合併費用などが重荷となる一方、茨城銀行も不良債権処理の加速で3年連続の赤字決算に陥るなど、両行とも経営が振るわない。このため両者は、組織再編する場合に優遇措置が得られる公的資金新法で経営基盤を強化することを検討している。
【2004.10.23 20:22追記】
関東つくば銀行と茨城銀行は23日、「両行の間にそのような事実はない」などとするコメントを発表した。
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2004年10月23日
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