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2004年05月18日

埼玉県内金融機関、好感度1位は武銀

 埼玉中小企業家同友会(新井俊雄代表理事)が地域金融機関への要望アンケートを行い、好感度ナンバーワンは武蔵野銀行、貸し渋り経験がある企業は全体の約13%という結果が出た。
 アンケートは今年1〜2月に行ったもので、281社の経営者が回答。回答企業は従業員10人以下の小規模企業が圧倒的に多く全体の47.1%を占め、11〜50人未満が35.0%。
 会社にとって「良い」と考える金融機関を実名で聞いた好感度では、県内10.4%のシェアにとどまる武蔵野銀行が、支持率20.4%で首位。埼玉りそな銀行は29.6%のシェアを持つが、10.8%で2位にとどまった。同友会では「りそなホールディングスの事実上国有化で、地域から離れた営業展開に中小企業経営者が不満を持ったため」とみている。第3位は埼玉県信用金庫(支持率7.6%)、4位国民生活金融公庫(5.2%)、5位足利銀行(4.4%)の順で、埼玉りそな以外の都銀では10位に三井住友銀行(3.2%)が食い込んだ。
 借入残高ベースで最も多い取引金融機関は、地方銀行が全体の29.2%で、政府系が22.8%・信金21.4%と地域密着の金融機関との取引が大きな割合を占める。金融機関の選択で重視するのは借入金利で、複数回答ながら6割強の企業が重視。これに担保の要否や融資決定までのスピードなどを考慮し、中小企業が事業に対して積極果敢に挑戦できる金融環境を求めていることが分かった。
 調査の主目的だった貸し渋り・貸し剥がしを経験した企業は全体の13.4%と予想より少なかったが、同友会は「完済後に新たな融資を拒否されたり、融資実行前に金利引き上げを求められるなど、実態として貸し渋りは中小企業金融の現場で行われている」と強調する。
 同会では今後、各金融機関と懇談会を設けてこの結果を伝え、借り手である中小企業との不公平な状況を改善させたいとしている。
posted by 為栗 裕雅 at 22:53| 東京 ☁ | TrackBack(0) | 金融一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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