旧大和銀では90年代半ばに製造されたオムロンのHXを大量に現役使用しており、後継機種のIXやJXはもともと少数だった。来年4月に予定される旧あさひ銀行システム「CAP」への統合を念頭に、新システムへの対応が容易なJXの最新型を大量投入している。
8月15日現在、大阪市内とその周辺ではほぼ全面交換に近い形でJXへの交換が進行している。新しい機械は旧大和銀に特有のブルー塗装がなされておらず、外見上容易に区別できる。機械の交換が進んでいない地域でも、システム統合に向けて今後の交換は時間の問題とみられる。
旧大和と旧あさひとの合併においては、当初、勘定系システムは大和の「ニュートン」に統合する方向で準備が進められていた。特に、大和の地盤であった関西地区においては、将来的に廃棄される予定だったあさひのシステムに旧型のHXを対応させることも少なく、ひどい店では十数台のATMが並ぶ中にあさひ店通帳対応の機械が1台しかない状態も多かった。

【写真】3種類の機械が並ぶ都島支店(大阪市都島区)。左から、大和時代に設置されたJX、最近大量投入が進んでいるJX、旧型のHX。なお、八尾支店の記事で掲載した写真はIX型である。(2004.08.14、為栗裕雅撮影)


