経営統合を検討してきた地方銀行の紀陽銀行(和歌山市)と第二地方銀行の和歌山銀行(同)は16日、経営統合について基本合意したと発表した。
金融グループ名を「紀陽フィナンシャルグループ」とし、金融持ち株会社「紀陽ホールディングス」を2005年度下期後半をめどに設立する。紀陽HDの本社は紀陽銀本店に置き、社長に紀陽銀の片山博臣頭取、会長に和歌山銀の鈴木剛夫社長が就任する。
紀陽・和歌山の両行は共同株式移転方式により紀陽HDの100%子会社となり、傘下銀行は06年度下期をめどに紀陽銀を存続銀行として合併する。合併新銀行は「紀陽銀行」で、片山紀陽銀頭取が新頭取に就く。両行の合併により総資産は3兆2640億円、預金残高は3兆198億円(いずれも04年末現在、単純合計)となる。
合併後、勘定系・情報系のシステムを紀陽銀のシステムに片寄せ統合、店舗網は30店前後を統廃合する。和歌山銀の店舗数は34か店(04年末現在)で、旧和歌山銀店舗のほとんどが廃止される見込み。なお、本年5月6日から両行間のATM振込や出金は自行内扱いとする。
公的資金を予防的に注入する金融機能強化法(公的資金新法)に基づく公的資金の投入申請は、合併時の見込み。来年1月をめどに合併予定の関東つくば銀行+茨城銀行に続く2例目になる見通し。
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2005年03月17日
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